おはようございます、鳥塚ルミ子です。

今朝はとっても興味深いニュースがFBタイムラインに流れてきたのでシェア。

あの人と会うと元気になるとか、元気をもらったという言葉を聞く事も言う事もあると思うのですが、

実際、元気は形ないもの。故にあげる、もらうは目に見えない。

その謎をシリコンバレーの研究者がそれを科学的に解明したらしい。

後半には一緒に寝ている夫婦の心拍数が寝ている間はシンクロするとか、ペットとも実はシンクロする!のお話もあります。

Contents

以下記事一部抜粋。AI新聞より

シリコンバレーで開催されたTransTechカンファレンスでは、「元気をもらう」というメカニズムを科学的に解明している研究者が登壇していた。Deborah Rozman博士で、同博士が所属するHeartMath Instituteのサイトに、関連する論文「The Energetic Heart」があったので読んでみた。それによると、心臓は電磁波を出していて、周りの人にいい影響を与えることが可能なのだという。

論文によると、心臓は体の中で最も大きな電磁場を形成しており、心電図で測ることのできる電磁波の振り幅では、脳波計で計測できる脳波の振り幅の60倍にもなるという。また心臓の発する磁場成分の強さは脳が発する磁場成分の5000倍もあり、細胞組織に邪魔されることなく、1~2m離れた場所でも計測が可能だという。

科学的な論文なので「これが元気をもらうメカニズムだ」とは断言していないが、規則正しい心臓の電磁波のリズムが周辺の人の体にも影響を与えると結論づけている。

▲脳が必ずしも感情を司っているわけではなかった

1990年代までは、脳だけが感情を生成していると考えられていたが、最近は脳と身体の共同作業を通じて、認識や思考、感情といったものを生成しているという考え方が主流になりつつあるという。特に心臓が、感情の生成において重要な役割を果たしていることを示す実験結果が幾つか登場しているようだ。最近の神経心臓学では、「心臓は感覚器官であり、大脳皮質が関与しない学習や記憶、決定を可能にする、高度な情報のエンコーダーとプロセッサーの中心的な役割を担っている」と結論づけているという。

大脳皮質は、知覚、随意運動、思考、推理、記憶などの高次機能を司っているが、大脳皮質が関与しない脳の活動に関しては、心臓が中心的な役割を果たしているということだ。

心臓が出す電磁波、音圧、血圧のリズムは、身体中の全ての細胞によって感知される。つまり心臓が体の細胞、臓器の同調シグナル発信機の役割を果たしているという。ちょうどオーケストラにおける指揮者の役割を、心臓が担っているようなものかもしれない。

最近の研究では、心臓が発信するリズムの中に情報が込められており、特に神経やホルモン、電気などの低周波の振動の中に、感情に関する情報が込められている可能性があると指摘されているという。

心臓が発信する信号で最初に脳に到達するのは電磁波で、次に神経系の信号が8ミリ秒後に到達。血圧の信号は240ミリ後に脳に到達するのだという。また心電図の波の形を継続的に観察すると、微かながら複雑に変化していることが見て取れる。なので心電図の波の形の中にも情報がエンコードされている可能性があるという。

AIが感情を持つことが可能かどうか。よく議論になるテーマだ。この論文を読む限り、人間の感情には脳以外の身体も大きく関わっており、脳のメカニズムだけを電子回路で真似しただけでは人間の感情のようなものは再現できない、ということが分かる。

▲ポジティブな感情が心臓と脳をシンクロさせる

心臓のリズムと脳のα波は自然とシンクロすることが分かっているが、特に心にポジティブな感情を思い浮かべているときは、心拍のリズムが非常に規則正しくなり、その結果、α波のリズムも心臓にシンクロし、規則正しいものになるという。

そして心臓と脳波が規則正しくシンクロし始めると、呼吸のリズム、血圧、皮膚の電気信号のリズムなどもシンクロし始める。こうした状態をこの論文の著者は「身体的一貫性」と呼び、身体的一貫性が達成されれば、身体が最も効率よく働き始め、精神的、身体的な様々な恩恵を受けることになるとしている。例えば、毛細血管や細胞組織における液体交換、通過、吸収の効率が向上するほか、心臓血管系の循環ニーズに対する適応能力が向上するという。その結果、免疫力が向上することになる。また認識力が向上し、思考がクリアになり、感情が安定。その結果、幸福度が向上するとしている。

仏教や武道などで言われる「心身一如」には、この論文が言うところの「身体的一貫性」に通じるところがあるのかもしれない。

さて身体的一貫性は、睡眠中や深いリラクゼーションの中で達成されることが多く、通常の目が覚めた状態で身体的一貫性に達することはまれだという。

▲ポジティブな感情は他の人の身体にも影響を与える

ここまでの話をいったんまとめると

1、感情は脳だけで生成するものではなく、心臓と脳のチームワークで生成されるもの

2、特に心臓が発信するポジティブな感情の電磁波は、脳をシンクロさせ、身体の細胞すべてをシンクロさせる

3、電磁波は自分の身体だけではなく、近くにいる他人の身体にも到達する

この3つのポイントを踏まえると電磁波が自分の身体の隅々にまで影響を与えるのなら、近くにいる他人の身体にも影響を与えるかもしれない、という疑問が浮かび上がってくる。それがこの論文のテーマ。

Figure 6の下のグラフは、被験者番号1番の人の心電図。論文によると、心臓の動きが安定していることが分かる波形だそうだ。上のグラフは、被験者番号1番の人の心電図の波形と、近くにいる被験者番号2番の人の脳波の波形の比較。論文によると、1番の人の心臓の電磁波が、2番の人の脳波とシンクロしているのが分かるという。

Figure 8の下のグラフは、別の被験者の心電図。この波形から見て、この被験者の心拍は安定していないという。上のグラフはこの被験者の心電図の波形と、近くにいる別の被験者の脳波の波形の比較。まったくシンクロしていない。

つまり、心電図が安定している人の電磁波は、周辺の人の脳波を安定させる可能性がある、ということになる。

この論文では「多くの人はコミュニケーションが言語や表情、声のトーンなどのわかりやすい信号を通じて行われていると思いがちだ。しかし実際には潜在意識下で、かすかではあるものの、しっかりとした影響力のある電磁波やエネルギーコミュニケーションのシステムが作動している」と結論づけている。

「元気をもらう」「エネルギーをもらう」という表現は、感覚的で抽象的なものので、その人が何を意味しているのかは正確には分からない。しかし「元気をもらった」と表現する人の中には、他人の規則正しい電磁波の影響を受けて、自分の脳波が安定した波形になる状態のことを「元気をもらった」と表現しているケースがあるかもしれない。

この領域はまだまだ分からないことだらけだが、少なくとも人間は電磁波などのエネルギー交換を通じてコミュニケーションしている、ということだけは事実。ポジティブな感情、ネガティブな感情以外のより複雑な情報も、人間は電磁波でやりとりしているのだろうか。今後の研究成果が楽しみだ。

▲そのほかの興味深い実験結果

下のグラフはある夫婦の寝ている間の心拍数の推移比較。心拍数の波形がシンクロしているのが分かる。

論文によると、寝ている間は身体的一貫性の状態になり、その結果、近くにいる人と心臓の動きがシンクロするようだ。

一方で、目が覚めているときに、二人の人間の心臓がシンクロするのは、非常にまれだとしている。

ただし下のグラフにあるように、ポジティブな感情を互いに持てば、心臓がシンクロするようだ。

シンクロするのは人間だけではない。ペットと飼い主の心臓のリズムもシンクロするという。下のグラフにあるように、同じ部屋にいるときに、心臓のリズムが見事にシンクロしている。

くわえて!!

電磁波だけでも情報は伝達され他人とシンクロすることは可能だが、手を触れることでシンクロ度合いがよりはっきりしてくる。それを示したのが下のグラフだ。

左は手を繋いでいないときの被験者Bの心電図と被験者Aの脳波。

右は手をつないだときの心電図と脳波。

手をつなぐことで被験者Bの心電図と被験者Aの脳波の波形がよりはっきりとシンクロしているのが分かる。

記事ここまで!

手をつなぐとどのように情報が伝達するのか。

手と手を重ねることによって、得られる情報。目に見えない想いとか、パワーとか、それが安心感へ、安心感が定期的に得られる体験と認識することで信頼関係が生まれます。

あかちゃんがお母さんを大好きになっていく過程にもそれが見られますよね。

人はこの世にオギャーと誕生し、生きるため抱っこによって体温保持をしてくれるお母さんがいて、抱っこをあかちゃんは自分の生命を守ってもらえる行為だと認識し快体験となる。その快体験を定期継続的に与えてくれるお母さんを好きになり、信頼、絆へ。。。

人と人とのぬくもり。古今東西、新旧織り交ぜ、益々奥深く興味深いです。


最強コミュニケーションツールハンコミ。手と手でつながる人と人。

副業・複業、週1ワークにも使えるハンコミ資格。

好きな時間に好きなことで。

<平日夜コース>1月17日、24日、2月7日の3日間 19時半~21時 都内
<週末コース>12月15日(土)14時~17時 東京三田開講

お申込

 

中級資格:副業、週1ワーク、メニューを増やしたい方向け

副業、週末だけ働きたい、お店の新メニューに取り入れたい方などにおすすめです。※講座のアシスタントや企業派遣は中級資格取得者からが対象となります。Basic初級資格取得者が受講対象となります。

12月16日(日)9時~13時 東京三田開講

お申込