こんにちは、鳥塚ルミ子です。
ハンコミカウンターやイベント、研修などでハンコミを実際にさせて頂く事も多いのですが
その際に手の平がなかなかうまく開かない方がいらっしゃいます。
一般的に一番最初に疑われるのが「リウマチ」ですが、それ以外にも様々な要因があるようです。


 ■ばね指、手根管症候群などの可能性も

手のこわばりと聞いて、一番に考えるのはリウマチです。
その他考えられる疾患として、ばね指や手根管症候群、頚髄症、変形性手指関節症、膠原病、浮腫に伴うこわばり、拘縮などがあります。どの疾患もこわばりが特有の症状というわけではないですが、こわばりを伴うことがあります。一つ一つ説明していきます。

ばね指・・・指を曲げる腱が炎症を起こすいわゆる腱鞘炎です。特徴として、指を曲げたり伸ばしたりするときにポキッと引っかかりが起きます。そして手のひら側の指の付け根を押すと痛みがあります。

手根管症候群・・・手の付け根、手首付近で正中神経といわれる神経が圧迫されて手がしびれる病気です。朝に症状が強く出ます。神経伝道速度とよばれる検査をします。

頚髄症・・・首で神経が圧迫されて手がこわばります。こちらも通常はしびれや痛みを伴うことが多く、頚椎のMRI検査が必要となります。

変形性手指関節症・・・指の関節軟骨がすり減り、変形してしまう病気です。指の関節が太くなり、関節を押さえたり曲げ伸ばしたりすると痛みを伴います。レントゲンで診断がつきます。

 ■膠原病内科受診も選択肢

膠原病(強皮症、混合性結合組織病、全身性エリテマトーデスなど)では、循環障害や多発関節炎などから手指がこわばることがあります。膠原病内科を受診する必要があります。浮腫に伴うこわばりは、手が腫れて(むくんで)指の動きが悪くなります。手の甲の部分が特に腫れ、指で押すとへっこみます。

むくみの原因は心不全や腎臓の病気など内科的な問題が隠れていることがあります。拘縮はなんらかの原因で手指の曲げ伸ばしをあまりしていないと、関節が硬くなってしまうものです。

単純にこわばりだけの場合は原因がはっきりせず、ストレスなどからきている場合も少なくないです。しかし症状が長く続く場合や、上記の症状などに心当たりがある場合、もう一度医師に相談されることをお勧めします。

以下、福井新聞(福井県済生会病院整形外科・岡山忠樹医長)引用

 

手のこわばりを防ぐストレッチ法を見つけたのでシェア

指関節を維持して、手の筋肉を強化できるそう。

1、手のひらをテーブルの上に置きます。
2、指を広げてください。
3、人差し指を曲げずに親指に向かってスライドさせます。
4、各指を親指に向かってスライドさせて運動を続けます。
5、終了したら、指を開始位置に戻します。

やってみてくださいねー!!

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